- NEATとは?
- コンセプト
- 西野大志氏について
- NEAT 特徴
- 定番の型
- おすすめアイテム
NEATとは?
NEAT(ニート)は、BROOKS BROTHERS(ブルックス ブラザーズ)のプレス出身である西野大士氏が2015年春夏に立ち上げたパンツ専業ブランドです。
コンセプト
パンツさえしっかりとしたものを履けば、スタイリングがきまる
NEATとは、英語で「きちんとした」「行儀の良い」という意味があり、トップスはTシャツ、足下はスニーカー、でもパンツだけはきちんとしたものを履くことで上品なスタイルになる。そんな思いがNEAT(ニート)というブランド名の由来となっています。
西野大志氏について
西野大士氏はユニークな経歴の持ち主です。小学校教員から紳士服の販売員を経て、さまざまなブランドの広報を担う「プレス業」をフリーで担う傍ら、ブランドを設立しました。4店舗目となる直営店を故郷の淡路市にオープン。「ファッションで地元に貢献を」と考え、市長に直談判したようです。
NEAT 特徴
〈素材〉
NEATが創りだすパンツは、クラシックやヴィンテージの生地を使いながら、今の時代に合ったシルエットになっています。ディティールにもこだわり、ドレススラックスにも負けない仕様を採用、さらに日本人の体型に最適なサイジングで穿き心地の良さも兼ね備えた物創りがコンセプトです。
〈型〉
NEATのパンツは深く入ったタックが大きな特徴です。主に2タック、インタック仕様で立体的なシルエットになり、タックは折り目が外側を向いたアウトタックの方が一般的ですが、折り目が内側を向いたインタックは、パンツを正面から見た時に手前側に立体感が出ます。ディティールはクラシックでもモダンに履きこなすことが出来るのです。
定番の型
NEAT(ニート)のパンツの基本的な型はワイド・テーパード・ベルトレスという3つから構成されています。毎シーズン生地を変えて同じ型で展開されています。
ワイド
独特なデザインで多くの人々を魅了しています。 ゆったりとした作りながら、立体的な形状でメリハリがつけられており、だらしなく見えることなく、逆に上品な印象を与えます。
筆者はこちらの型をよく着用しており、クラシックながら古臭くない独特の型に魅力を感じています。
テーパード
裾に向けて急激にテーパードしている最もドレスなモデル。スタイルがよく見えるよう計算されて作られており、2タックが入ることで細すぎず履きやすいシルエットとなっております。
ベルトレス
イギリス軍のオフィサーパンツをモチーフとしており、名前の通りベルト無しでも履けるように両サイドのアジャスターでウエストを調整できるような仕様になっているのが最大の特徴です。
おすすめアイテム
NEAT Chino
高密度に織り上げた生地です。 日本独自の細かなサイジングによって糸が作られる為、海外では決して真似できないとされ、 過去に世界の生地屋が真似をしようとしたが、どこも作れなかったという逸話がある特別な生地。
ブランドの新たな定番とも言えるシルエット、【NEAT Chino】はその他のコットン地のモデルとは異なり、トラウザーズベースではなく、チノパンからトラウザーズに寄せたシルエットのモデルです。1970年代に見られたアメリカンブランドのスラックスをベースに新たにパターンから作製された本モデル。同ブランドの「ワイド」シルエットに近い太さで仕上げられていますが、持ち出し部分が無く、細かいディテールも異なります。
個人的にはワイドに限りなく近いシルエットなのでコーディネートの主役となり、ブランドコンセプトの通り、他のアイテムは何でもよいがパンツはきちんとしているといったアイテムであると感じます。迷ったときはこちらのアイテムを購入することをお勧めします。
ウール混パンツ
NEATの特徴の一つで同じシルエットで多くの素材違いのアイテムが登場しますが、その中でもウールを使用したパンツが美しく生地も滑らかで履いていてテンションが上がる素材感になっております。
こちらの掲載分は筆者が初めてNEATのパンツを購入した生地になっており新作で発売されているか定かでは無いですが、一本目に購入をお考えの方ならおすすめです。
まとめ
NEATのパンツはこだわりがすごく詰まっていて着用していて「良いモノ」を着ているように感じます。
ただ一本のお値段はそれなりにするので、サイズ感や素材に気を付けたいもの。個人的には2タックが入ったパンツなのでウエストは実寸より緩めかと感じました。
また、今では作られていない過去の素材がありますので気になる方は古着でも探してみるのはいかがでしょうか。新しい発見や欲しいものに出会える機会が増えると思います。
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